「地元の友達とのノリで……」若手注目俳優・奥平大兼が明かす素顔と日常
日本発のオリジナルファンタジーアドベンチャー大作『ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-』の主演を務めた俳優の奥平大兼さん。インタビュー後半では、作品で見せる姿とはまた違う奥平さんのプライベートな一面を深掘りしていく。 【写真を見る】スクリーンデビュー作品『MOTHER マザー』 で新人俳優賞を総なめにした奥平大兼
「意外と読んでくれてる人はいる」 嬉しい記憶がきっかけになったインスタ日記
―インスタグラム(@okudairadaiken_official)で昨年の8月から1ヵ月間、ほぼ毎日日記をつけていらっしゃったのが印象的でした。かなりの長文で書くのが大変だったのではないでしょうか? 奥平:実はこの日記って、元々地元の友達と学生時代にプライベートでやっていたものなんです。1ヵ月毎に担当を決めて、その人が毎日日記を書いて1ヵ月経ったら次の担当者を指名できる。その指名した人がまた1ヶ月毎日日記を書くっていう遊びで。それを1年間続けるっていうのをやっていたんです。仲間内の遊びだったので、本当、ただの日記です(笑)。その日記の最初の月が僕だったんですけど、1回忘れてしまったことがあって。そうしたら「なんで今日日記書いてないの?」って友達から言われて、「あ、こんな日記でもみんなちゃんと読んでてくれたんだ」と、ちょっと嬉しくなったことがあったんです。その体験を思い出して、もう一回やってみようかなと自分のインスタで自発的に挑戦してみました。 日記続けるのって大変は大変なんですが、ネタを思いついちゃえばすらすら書けるんですよ。話し口調で書いていますし、結構誤字脱字あるんですが(笑)。
高校からは周囲を気にするように
―奥平さんの他のインタビュー記事から垣間見れるクールなイメージと、インスタでの印象にギャップがあるように感じました。ドラマ『最高の教師』の共演者の方たちとの写真もよく投稿されていましたが、素の奥平さんはどんな学生だったんですか? 奥平:中高一貫で6年間一緒のメンバーで過ごしたんですが、僕、中学と高校でキャラがちょっと変わったんです。中学時代は、結構クラスでも騒ぐタイプの人間だったんですが、高校生になるとクールな奴になりました。仕事を始めたのもあるかもしれないんですけど、なんか騒ぐのに疲れちゃって。でも、騒いでワイワイするタイプの友達が多かったので、僕はそれを離れた所で見て、ただ笑ってるだけとか。校外で遊ぶ時は一緒にいるけど、学校の中でワイワイやってる輪にはあんまり入らず、カッコつけちゃってましたね。 元から仲良い人は別にいいんですが、仕事を始めて学校へ行く時間も短くなったので、頻繁に話さない人たちとはちょっと距離が生まれた感じがしたのもありました。だって、そういう人たちからすると、たまにしか学校に来ない奴が騒いでたら、ちょっと嫌じゃないですか。なので、学校では静かにしていました。音楽聞くのが好きだったので、休み時間はずっと音楽聴いてる時もありましたし、もちろん友達と一緒にいる時もありましたけど、カッコつけた奴でした(笑)。