法的措置の警告を受けて中嶋勝彦の背中から“闘魂”が消失!「××スタイル」を貫いて三冠ヘビー級王座防衛!
ジュンのセコンドには、腕を三角巾で吊った状態のレイが付く。 一方、中嶋のガウンに書かれていた『闘魂STYLE』の文字は、最初の2文字がバツで消された『××STYLE』になっていた。 試合が始まると、中嶋はローキックを軸とした足攻めを行っていくが、ジュンは少し表情を歪めるだけで倒れず上から見下ろす。 圧倒的体格差を生かしたパワーファイトで猛攻をかけたジュンは、コーナーで中嶋の顔面を踏みつけてお株を奪うシャッターチャンス。中嶋もドラゴンスクリューで流れを変えて徹底した足攻めから本家本元のシャッターチャンスでやり返す。 機動力を削がれたジュンは組み付いて押し倒しマウントエルボーを連打。中嶋もマウントを取り返してナックル連打と荒々しいファイトを見せる。 中嶋はマウントエルボーをキャッチして三角絞めに捕らえるが、ジュンが右手一本で持ち上げてパワーボム。さらに四股を踏んでからレイの技であるアイスバインを叩き込んでから必殺のサイコブレイクを狙うが、腰投げで切り返した中嶋が顔面に殺人張り手。ぐらりと揺れたジュンを中嶋がノーザンライト・ボムで突き刺して3カウントを奪った。
マイクを取った中嶋は、「今日というこの特別な日に、この全日本プロレスのリングで精一杯の……俺の、××(バツバツ)スタイルを見せられた。斉藤ジュン、レイ、SAITO BROTHERS、ありがとう!そしたら、SAITO BROTHERSのDOOMスタイルと、俺の××スタイルで一緒に組んだらいいと思わないか?」と共闘を要求するも、2人は嫌悪感むき出しの様子で拒否して退場。 中嶋が「明るく、楽しく、激しい、全日本プロレスさんよ。元気が足りねえよッ!元気に闘う××スタイルの中嶋勝彦が今もなお、三冠ベルトを持っている!いつ、なんどきも、全日本プロレスの挑戦を受けてやる!そろそろ出てきて良いんじゃないのか?なあ、諏訪……」と諏訪魔を次期挑戦者に指名しようとしたところで安齊勇馬が現れて挑戦表明。 ファンからの大歓声を受ける安齊に対し、中嶋は「諏訪魔も連れて2vs1でやるか?俺はどっちでもいいぞ。お前の力で、俺の首を掻っ切ってみろ!」と不敵に笑った。
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