<#わたしの新庄・3回目のセンバツへ>/4 「オンリーワン」に 瀬尾秀太選手(2年) /広島
1年のときから不動の遊撃手。上背は162センチと小柄で、入学当初は高身長の周囲に圧倒されたが「オンリーワン」を座右の銘に、特徴を生かしたプレーを心がける。ゴロの捕球練習を増やすなど地道な努力を重ね、甲子園で昨夏開かれた交流試合にも出場した。 大リーグでゴールドグラブ賞を2度受けたメッツの遊撃手、フランシスコ・リンドーア選手が理想。「動きがとてもなめらかで、全てに無駄がない」。研究熱心で、プロ野球選手のグラブさばきを収めた動画をよく見る。 外野寄りの深めに守備位置を取り、幾度となくピンチを救った。「守備範囲の広さが身上。甲子園では打撃でも貢献したい」と意気込む。【中島昭浩】=つづく