ソフトバンクの“モイネロ2世”サルディが韓国で上々デビュー
◇練習試合 ソフトバンク3軍12-2韓国・斗山2軍(2024年4月17日 韓国・利川) 「モイネロ2世」として期待されるソフトバンクのダリオ・サルディ投手(18)が17日、斗山ベアーズ2軍戦に登板。2回を投げて1安打1失点で、上々の“3軍デビュー”を果たした。 身長1メートル86から投じる球速以上に伸びのある直球と、カーブが武器の若きキューバ出身左腕だ。この日の直球の最速は143キロで2三振を奪った。4軍での初登板を経て3軍の韓国遠征に同行中。まだまだ成長過程で日々進化を続けており「自信を持ち、リラックスして、一球ずつ良い投球をすることをテーマに取り組んでます」と充実した表情を浮かべた。 同郷の先輩モイネロからは成功のためのアドバイスも受けている。1軍で3試合に先発し、防御率0.82を誇る圧巻の投球は大いに刺激となっている。着実な成長に向けて意欲を燃やしている。 (木下 大一) ◇ダリオ・サルディ 2005年11月12日、キューバ生まれの18歳。エイデ・ヘクトル・ルイス・ペレス・サンタクララ校出身。U―18キューバ代表。背番号176。1メートル86、91キロ。左投げ左打ち。