佐々木麟太郎選手の入学で注目! 米スタンフォード大学出身の有名人は誰がいる?
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン
検索エンジン「Google」を開発したグーグル社を共同創設したラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが1995年にスタンフォード大学で出会ったのは有名な話。 大学院への進学を考えていたラリー・ペイジのキャンパス案内係がセルゲイ・ブリンだったという。2人は寮の部屋を仕事場として、最初の検索エンジンを開発したそう。2人が発明した画期的検索技術アルゴリズムPageRankについての特許は公式にスタンフォード大学に帰属している。
イブ・ジョブズ
アップルの共同創業者である故スティーブ・ジョブズの4人いる子どものうち、もっともメディア露出の多い末っ子の25歳のイブ・ジョブズ。彼女は両親が出会った場所(ジョブズはビジネススクールのゲスト講義に呼ばれ、その時の聴講生の中に未来の妻となるローレン・パウエルがいた。ジョブズはローレンを駐車場でデートに誘ったという)であるスタンフォード大学で科学・技術と社会学を専攻。2021年に卒業した。 優秀な馬術選手として知られているが、その美貌にも注目され、近年はモデルとして活躍。2020年にコスメブランド「グロッシアー」のキャンペーンモデルに抜てき。2021年9月にパリ・ファッション・ウィークでデビュー。翌年3月に大手モデル事務所「DNA」と契約を交わしている。
タイガー・ウッズ
スタンフォード大学出身の最も著名なアスリートの一人にプロゴルファー選手のタイガー・ウッズがいる。 不世出の天才高校生ゴルファーの獲得のために、当時スタンフォード大学としのぎを削ったのはUNLV(ネバダ大学ラスベガス校)。UNLVはウッズの大学訪問の際にはラスベガスのホテル「ミラージュ」を用意し、彼の幼馴染で当時UNLVでプレイしていたクリス・ライリーがホテルのディナーでウッズをもてなしたという。さらにウッズは大学総長の家にも招かれ、そこにはビジネススクールの学部長や、ウッズが学びたいと希望していた会計学の教授などがずらりと顔を揃え、全員がかりで彼を説得した。 しかしUNLVの努力むなしく、ウッズはスタンフォード大学と契約を結び、1994年に入学。NCAA(全米大学体育協会)タイトルと全米アマチュア3冠を獲得し、2年生後にプロに転向した。進学先選びにはウッズの母親の意向が強く反映されたと言われている。 「最終的にはどの学校に通えばより良い人間になれるかということでした」とウッズは1993年にロサンゼルス・タイムズ紙で語っている。「『学校とゴルフ、どっちが大切だろう?』と考えたんです。私の人生は常に学校が第一、ゴルフが二番目だったのですから、なぜ今変わる必要があるのでしょうか?」