原英莉花や青木瀬令奈が投入予定!? 畑岡奈紗が使う「BETTINARDI」のパターを国内女子ツアーで発見!
フェース面に溝を施しアルミ素材と組み合わせた大型マレット「INOVAI 9.0 Plumber プロトタイプ」。高速カメラでボールの転がりを計測する「クインテック ボールロール」の開発者と共同開発したというフェースミーリングは、ボールの転がりを最適にするといいます。
どのパターでも芝の上にわずかに沈んだボール浮き上がらせるために2から3度のロフト角がついていますが、そのために打ち出しの瞬間に空中に飛び出したボールにはバックスピンがほんの少しですがかかります。ボールが着地した瞬間からバックスピンから順回転へと移るなかでボールのスピン軸が傾くとボールは真っ直ぐに転がらなくなります。そのためボールのスピン軸を傾けずにスムーズな順回転を作る工夫が各メーカーフェース面に見て取れます。 テーラーメイドのスパイダーやトラスのシリーズにもボールの転がりに影響を与える横方向の溝が刻まれているのも同じ理由からですが「ベティナルディ」の場合は、インサートではなくステンレスの塊から削り出していることが特徴になっています。 市販モデルでもロフトやライ角、長さやグリップもオーダーできるようになっているので自分にマッチしたモデルを選べるのもメリットになるでしょう。削り出しのパターを好むゴルファーは一度手に取ってみてください。 写真/中村修
プロゴルファー・中村修