インタビューに応じる日比野菜緒（WOWOW提供）

　テニスの４大大会「ウィンブルドン選手権」は１日から開幕する。女子シングルスで世界ランク９４位の日比野菜緒（ブラス）は、１回戦で同３３位のエリーズ・メルテンス（ベルギー）と戦う。大会を放映するＷＯＷＯＷの独占インタビューに応じ、意気込みを語った。 　―ここまでの仕上がりや手応えはいかがですか。 　「自分の想像よりもだいぶ良いです。もともと芝は苦手意識があったのですが、今年はすごくフィットしてきているように感じていて、攻撃的なプレーも出していけると思います」 　―芝での戦い方や対策していることを教えてください。 　「今年はサーフェス関係なく、トップの選手と戦うために攻撃的なテニスをしようと取り組んできていたので、それが芝にも合っていて、意識の部分で芝への苦手意識を克服した感じです。ハードコートよりも積極的にネットプレーを増やしていきたいですけど、さほど大きく変えなくても今年は調子よくプレーができています」 　―初戦で対戦するメルテンス選手の印象はいかがですか。 　「ストロークがしっかりしている選手なので、チャンスがあればどんどんネットプレーを仕掛けていきたいと思います」 　―今大会にかける意気込みをお聞かせください。 　「ここまですごく良い調整ができているので、いまのベストパフォーマンスが出せれば、きっと良い試合になると思いますし、それをどれだけ続けていけるのかを見てみたいと思います」