実母は「結婚したことさえ知らなかった」…「紀州のドン・ファン事件」須藤早貴被告の闇 “55歳年上”に嫁入りの真相 “親の脛”でホストクラブ通いも
動画データ
ともあれ、結局、美容師への道を諦めた須藤被告は、その後、生まれ故郷を離れ、東京に生活の場を移した。 しかし、親の脛を齧るだけで一人暮らしの生活費は賄えたのだろうか。 野崎氏の会社関係者が明かす。 「社長には、結婚前は中国や中東でモデルの仕事をしていたと説明していました。でも、中国語はもちろんのこと、英語も満足に喋れなかった。彼女が掲載された雑誌を見せられたわけではないし、社長以外はみな、本当かなと疑っていました」 実を言えば、須藤被告は少なくとも2本の“ビデオ”に出演していたのである。 同業界の関係者に聞くと、 「2本とも、昨年9月に有料動画がネット配信されています。どちらも、駅で声を掛けられ……というパターンのもの。大々的に売り出したわけではなく、あくまでも素人という体裁で出演している。親などにバレたくない女の子とかが、アルバイト感覚で出演するのです」 前出の会社関係者によれば、 「社長が亡くなる10日ほど前、会社の従業員6人の間で、“早貴さんがビデオに出ている”と話題になり、映像も確認し合っていました。でも、やはり社長には伝えることができなかった。その後、事件が起こって、会社に家宅捜索が入りました。従業員全員のケータイも警察に押収されたのですが、それにはみんな、早貴さんの動画データを入れたままにしていたのです。まったく笑い話ですよ」
両親にも伏せていた結婚
それだけではない。 両親にも、何もかも隠し通していたのである。 札幌市の実家を訪ねると、 「娘が結婚したことさえ、まったく知りませんでした」 と、実母が当惑を隠せない様子でこう語るのだ。 「マスコミの人からそのことを聞かれ、びっくりして。役所に住民票を取りに行ったら、本当に抜けていて……。娘は月に1回はこっちに戻ってきていました。GWに帰省したのに、結婚したなんてことは一言もなくて……」 人生の重大な慶事を親きょうだいにも伝えないのはなぜなのか。もはや、仰天の事実と言うほかあるまい。