韓国がいま「反日」「従北朝鮮」できない“意外な事情”と、これから待ち受ける「悪夢のシナリオ」
韓国「野党圧勝」のウラで
韓国では4月の選挙で、韓国野党が大勝をおさめたことは記憶に新しい。例年であればメーデー(5月1日)のデモでも政権批判の煽動デモを行うものだが、今年は少し様子が違った様だ。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! メーデーを仕切った労組についても尹政権により北朝鮮関与などの疑惑が明白になりつつあることから、関心が低かったという。 選挙では野党圧勝だったが、文在寅政権後に左派の「疑惑」が次々噴出する中で、国民が冷めた視線を持っていることは間違いないようだ。 そうした中、今回、野党が選挙に勝ったことで今後は、野党、特に李在明支持者のための“利権法案”が正当な手段によって通ってしまうとさっそく懸念されている。 文在寅政権下でも「国民のため」、「若者のため」、「未来のため」として作られた法案は抜け道だらけで、多くの文在寅支持者たち“ばかり”が国からの補助金、支援金という恩恵を露骨に受け取っていたことが暴露された。 そうした韓国野党の露骨な利権法案を阻止するには大統領に認められた「拒否権」を行使しないといけない。今年の1月30日現在で尹大統領は就任後9回目の拒否権行使で、1987年の民主化以後、大統領の歴代最多記録を更新中である。
「国民のため」、「若者のため」、「未来のため」…
ちなみにこれまで拒否権対象法案基準で盧泰愚(ノ·テウ)元大統領が7件で最も多く、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領6件、李明博(イ・ミョンバク)元大統領1件、朴槿恵(パク・クネ)元大統領2件だったという。 金泳三(キム·ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)、文在寅元大統領は在任中、拒否権を一度も行使しなかった。 文在寅政権では、成熟した従北思想を利用して韓国内でご存じの通りの愚行をし尽くした。そんな文在寅政権の“一派”たちが再び選挙で大勝したわけだから、これからいったいどうなるのか。もう尹大統領が最低限の正義を貫くには「拒否権」を乱発行使するしかないという声もすでに出始めているわけだ。 今後、韓国野党は尹政権の残った3年間は従北姿勢を露骨には見せず、文在寅政権同様に「国民のため」、「若者のため」、「未来のため」を謳い出すだろう。文在寅政権の間違いは、従北思想を利用して私腹を肥やしてきたことを北朝鮮に見透かされたことだろう。従北思想による反日を口に出すことを「ただ(無償)」だと思っていたのだ。