カブスFAのウィズダムが韓国KIAと1・5億円で契約 長打に期待も「三振率大丈夫か」と現地メディア
韓国プロ野球のKIAタイガースは、カブスをFAとなったパトリック・ウィズダム内野手(33)と契約金20万ドル(約3000万円)、年俸80万ドル(約1億2000万ドル)の総額100万ドル(約1億5000万円)で契約を結んだと発表した。 【写真あり】韓国で本塁打王に輝いた元広島の助っ人砲 ウィズダムは18年にカージナルスでメジャーデビュー。レンジャーズなどを経て、20年シーズン途中からカブスでプレー。21年から3年連続20本塁打以上を放った。今季はベンチスタートが増え、75試合で打率・171、8本塁打、23打点にとどまっていた。メジャー通算は455試合で打率・209、88本塁打、207打点。 韓国メディア「OSEN」は27日、KIAのウィズダム獲得を報じた上で三振の多さを指摘。21年から3年連続20本塁打を放った一方で、三振率が36・7%とメジャー平均の22・7%を大きく上回っており「パワーはあるが打撃精度が気になるポイント。KBOリーグの投手にどれだけ早く適応するかが課題だろう」とした。 また、ウィズダム獲得にあたり、今季まで2年プレーしたソクラテスは退団が決定。今季140試合で打率・310、26本塁打、97打点でKIAの韓国シリーズ優勝に貢献した助っ人だけに「3割1分、26ホームラン、97打点の外国人捨てた…MLB88ホームラン打者、37%三振率大丈夫か」と見出しを付け、ソクラテスに代わるウィズダム獲得が吉と出るか凶と出るかと記した。