野村克也が語る「危険タックル問題」
野球の話題が吹っ飛んだ“危険タックル”問題
上原も内角へは「ぶつけたらゴメン」と思いながら投げるという/写真=榎本郁也
この原稿を書いている最中、スポーツ界は日大アメリカンフットボール部の“危険タックル問題”に揺れていた。5月22日にはタックルをした側の選手が、自ら記者会見を行った。その話題でマスコミは持ちきりで、プロ野球などどこかへ吹っ飛んでいってしまった。 私は、アメフトについてはまったくの門外漢だ。しかし「ボールを持っていない選手にタックルしてはいけない」という私の聞き覚えが確かなら、映像を見る限り、あのプレーはルール違反だろう。そればかりか相手選手を目掛け、まっしぐらにぶつかっていっている。 タックルをした選手や周辺の証言によれば、監督が・・・
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週刊ベースボール