ピーチ航空、地上業務を自社化 人材確保へ来春に職員採用
関西空港などを拠点とする格安航空(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)が、これまで外部委託してきた旅客対応の地上業務スタッフを自社職員に切り替えることを決めた。外国人観光客の急増などにより人手不足が課題になっており、自前で人材を確保し育成する狙い。来年4月に経験者約30人を採用する考えで、今月20日までエントリーを受け付けている。 空港の地上業務は「グランドハンドリング」と呼ばれる。入社後は、空港カウンターでのチェックイン対応や手荷物預かり、ゲートでの搭乗案内などを担ってもらう。 ピーチの広報担当者は「満足度を向上させるため自社化に踏み切った」と話している。