カメルーン代表離脱の本当の理由はエトー氏との確執!? ユナイテッドGKオナナは1月のクラブ離脱も不透明
一度は代表引退を宣言したオナナ
マンチェスター・ユナイテッドGKアンドレ・オナナは、今回の代表ウィークでカメルーン代表に招集された。しかしモーリシャス代表戦で負傷離脱し、恥骨を傷めたことが報道された。しかし、離脱の理由はそれだけではなかったのかもしれない。 英『the Athletic』は、オナナに近い関係者が、今回のオナナの離脱はサミュエル・エトー氏との不和が続いたためだと主張していることを報じた。エトー氏は現在、カメルーンサッカー協会の会長である。 同メディアによれば、セルビア代表戦でのオナナの欠場は、チームホテルで戦術的な意見の相違がエスカレートしたことによるものだ。エトー氏はボールを持ったときにGKがより保守的にプレイすることを望み、オナナはより拡張的なスタイルを望んでいたようだ。その後、リゴベル・ソング監督はオナナに対しセルビア戦のメンバーを外れるよう通告したのだという。 このことがあり、オナナは1月のアフリカネーションズカップにカメルーン代表として出場するかを、まだ検討している段階だという。そもそもオナナは昨年のW杯の最中にも代表を離脱しており、このときの理由も同様にGKの戦術的スタイルについての意見の相違だったという。その後、オナナは一度代表引退を発表したが、今年の8月に復帰を果たしていた。 負傷に関しては軽症だとの報もあり、さらに1月にオナナが離脱しないのだとすれば、ユナイテッドにとっては負傷者続出のなか明るいニュースということもできる。これからオナナの代表活動はどうなるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部