【MLB】 各球団に最適なFA選手 佐々木が6球団で選出 ロッキーズなど意外な名前も
MLB公式サイト「MLB.com」は「各球団にフィットするフリーエージェント」と題して、30球団の番記者がFA市場の中からチームに最も適した選手を選ぶ企画を実施。ポスティングからメジャー挑戦を目指す佐々木朗希は、6球団の番記者から候補に選ばれた。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 佐々木を候補に挙げたのは、マリナーズ、レンジャーズ、カブス、ドジャース、パドレス、ロッキーズの6球団。佐々木争奪戦の最有力候補とされるドジャースは「机上では、ドジャースと佐々木はお互いに完璧な組み合わせに見える」とされている。怪我明けの大谷翔平らを組み込んだ6人ローテーションを敷く予定のドジャースと、故障がちでイニング数に制限が設けられるであろう佐々木はフィットするという見解だ。 この中でドジャース以外でもカブスとレンジャーズは佐々木と面談を行っており、パドレスもドジャースに次ぐ有力候補とされている。しかし、マリナーズとロッキーズは佐々木争奪戦の中でも報道されることが少ない球団だ。この中で、マリナーズはローガン・ギルバートら複数の右の本格派を育て上げた育成力、投手有利な本拠地Tモバイル・パークがアピールポイントになると指摘されている。一方のロッキーズは打者天国のクアーズ・フィールドを本拠地とし、実際に佐々木獲得の可能性はより低いかもしれない。ただ、佐々木が大都市圏の球団よりも注目を浴びにくい球団を選ぶ可能性を指摘し、獲得に期待を寄せた。 残されたFA市場の大物の中では、ブルージェイズはアンソニー・サンタンデール、レッドソックスはアレックス・ブレグマン、タイガースは再合流となるジャスティン・バーランダーの名が挙げられ、メッツがピート・アロンソとの再契約を推奨されている。