「1年ぶりに顔をパッと見た瞬間に時が動いた」中山秀征の妻・白城あやか「450人の招待客を招いた結婚式」宝塚のトップ娘役から結婚して一変した生活へ
■彼の「昭和好き」が結婚式にも影響し ── 98年に結婚。450人の招待客を招き、盛大な結婚式をあげたことでも話題になりました。白城さんの希望だったのでしょうか? 白城さん:いえいえ、すべて主人のこだわりです。私は教会で親しい友人や家族を呼ぶくらいでいいと思っていましたが、彼は当時から昭和の華やかな芸能界の雰囲気が大好きなんです(笑)。結婚式も、よりたくさんの人に祝福してもらいたいという思いがすごく強かったんですね。
そもそも、私はウエディングがよかったんですけど、彼は和式で着物が着たかった。当時は「結婚式って女の人の希望を叶えるものじゃないの…?」と思いながら、主人と3回くらい話を重ねましたが、主人は物腰が柔らかくてしつこいんですよ(笑)。今でもそうですが、決して上からキツく言うことはないんですけど、「これもいいよね」って賛同するように見せかけて最後は自分の意志を通すっていう。結婚して数年後にハッと気づきましたが、最終的にはいつも私が譲ってるんです。結局、結婚式も4回目の話し合いで私が折れました…。そんなに結婚式への思いが強いならいいよということで、お互いの意見を取り入れつつ、とても盛大な会になりました(笑)。
── 結婚を機に宝塚を退団されました。宝塚でトップ娘役として活躍されていましたが、結婚後のお仕事についてどのように考えていましたか? 白城さん:結婚して外に出て働こうとはまったく思わなかったですね。私は好きなことがあるとワーって突き進んでしまうタイプなんですね。主人は「仕事を続けてもいいんじゃない?」と言ってくれました。でも、お仕事をいただいたらのめり込んでしまい、家のことがおざなりになってしまうのは、たぶん自分でもわかっていて。仕事と家のバランスをとりながらっていうのができないだろうなって思ったんです。宝塚に10年間、身も心も注いできたので、もうやりきった感じはありました。だから結婚したら仕事はいっさいやりません。家庭に入りますというスタンスで結婚しました。