トッティ氏が現役復帰を計画? 先月セリエAの複数のクラブから勧誘された事実を明かす
現役復帰には2ヶ月の準備が必要
ローマのOBでイタリア代表でも活躍したレジェンド、フランスシコ・トッティ氏が現役復帰について発言し、話題となっている。 [動画]トッティ氏と中田英寿氏の対談が実現 注目の発言が飛び出したのは、トッティ氏がイタリア国内で開催されたイベントに出席した際のこと。『Football Italia』によると彼は現役復帰の可能性について聞かれると否定することなく、「人生に絶対はありません。引退から数年後にプレイした選手はいます」と語ったと言う。 また彼はインタビュー内で、先月に経験した驚くべき事実を明かしている。 「最近、セリエAのいくつかのクラブから電話がありました。先月のことでしたが、彼らは復帰について考えさせてくれました。しかしセリエAでプレイするにはしっかりと練習しなければなりません。少し変な気分でしたが、自分自身にこう尋ねました。『なぜ彼らは何年も経った後もまだ私を探しているのだろう?』。2か月後も準備すればコンディションは整うでしょう」 この発言を冷静に聞けば、今の自分なら2ヶ月で現役復帰することが可能という意味で語った言葉だろう。本人が現役復帰する意志があるというわけではなさそうだ。 ただトッティ氏は現役に未練があるようで、引退したのは自分の意志ではなく、やむ終えない理由があったとのこと。半分本気半分冗談といったところだろうが、インテルから声がかかれば、プレイするかもしれないとも発言している。 いずれにせよ、実際に引退から7年も経つのに現役復帰の勧誘を受けていたとは驚きである。しかも自己分析し、たった2ヶ月の準備があれば現役復帰できると言い切るところも、さすがはレジェンドだ。本当に現役復帰した際には、心から応援したいものだ。
構成/ザ・ワールド編集部