今朝丸裕喜選手＝西宮市の報徳学園グラウンドで２０２３年２月５日午後４時２４分、大野航太郎撮影

　◆報徳 　◇強打者から三振奪う　今朝丸裕喜（けさまる・ゆうき）（１年） 　長身から角度のある直球やフォークをテンポ良く投げ込む１年生右腕。秋は地区大会から先発し、チームの躍進を支えた。センバツでは「プロから注目される強打者を相手に三振を奪いたい」と意気込む。 　先発した近畿大会準決勝の智弁和歌山戦では３回４失点で降板。最速１４０キロを記録したが、「強豪校の打線には通用しなかった」と悔しい思いをした。冬は筋力トレーニングや制球の精度向上に取り組み、「体重の増量も含めて、自分を追い込んで鍛えられた」と手応えを語る。オリックスのファンで、東京オリンピックで活躍した山本由伸投手に憧れる。「日本のエースといわれる存在になりたい」と語る。 ……………………………………………………………………………………………………… 　（１）１８６センチ・７３キロ（２）右・右（３）投手（４）神戸市立本庄（５）寝る ……………………………………………………………………………………………………… 　◆社 　◇目指すは「失点ゼロ」　杉本太一（２年） 　伸びのあるストレートとカーブが得意な左腕投手。先頭打者の初球からストライクを取ることを目標に、キャッチボールから試合を想定し、コースを意識して投げ分ける練習を繰り返す。 　秋季県大会の神戸国際大付戦では、２点を追う八回に中継ぎとして登板した。「流れを変えたい」とマウンドに立ったが、仲間の失策も絡んで走者を出すと、焦りが出てしまい投球が乱れて相手打線を抑えられなかった。「センバツでは相手をしっかりと抑え、失点ゼロを目指す」と目標を見据える。 　自宅では、４歳の秋田犬「ななこちゃん」を飼っている。散歩が楽しみで「気分を変えて、リフレッシュできる」という。 ……………………………………………………………………………………………………… 　（１）１７６センチ・７０キロ（２）左・左（３）投手（４）西脇市立西脇（５）飼い犬の散歩 ……………………………………………………………………………………………………… 　【メモの見方】（１）身長・体重（２）投・打（３）ポジション（４）出身中（５）趣味 〔神戸版〕