【台風情報】台風18号 “強い勢力”で沖縄へ北上 その後は九州接近おそれ 海外予報機関も同じ傾向示す 5日先までの進路予想の“その先”はどこへ? 台風17号も北上中 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【10月4日まで雨・風シミュレーション】
■台風18号は発達しながら沖縄方面へ その後は東シナ海を北上 28日にフィリピンの東海上で発生した台風18号は、このあと北よりへと進路をかえて、先島諸島付近へ向かう予想です。気象庁が発表している5日先の進路予想のその先の傾向も含めて、気象庁やアメリカ・ヨーロッパの海外予報機関の予想もあわせて見ていきます。 【画像で詳しく確認】台風17号・18号 5日崎間の進路予想のその先は?強い勢力で沖縄・九州接近も 10月4日までの雨・風シミュレーション 気象庁(JMA) 台風18号は、このあと次第に発達しながら進路を北向きへと変えます。10月に入ると強い勢力で先島諸島付近へと進む見込みで大荒れの天気となるおそれがあります。 さらにその後は、九州の西の東シナ海を北上する見込みです。まだ進路予想にはブレ幅がありますが、東寄りの進路を通れば九州方面にも直接的な影響が出る可能性があります。 【画像で確認】台風17号の進路予想&九州に影響の可能性も 10月4日(金)までの雨・風シミュレーション ■アメリカ・ヨーロッパも北上予想 強い勢力で九州方面へ接近も アメリカ海軍(JTWC) アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。現在、台風17号と台風18号の2つの進路予想を発表しています。 台風18号は進路を次第に北寄りへと変えて沖縄周辺へと発達しながら北上する予想です。最大風速の予想をみると強い勢力へと発達する予想となっています。 アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁はアンサンブル予報の結果について発表しています。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 台風18号は北上して沖縄から台湾の間あたりを通過したあと、東シナ海から九州方面へと進む予想データが多くなっています。まだ予報のバラツキはありますが、一部の予想データには九州にかなり接近するものもあります。