自衛隊基地建設が進む鹿児島県西之表市の市長選挙、建設容認の元市職員が立候補へ…7人目の出馬表明
米空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)移転計画を受けて、自衛隊基地建設が進む鹿児島県西之表市の市長選(来年1月26日告示、2月2日投開票)に元市職員の鮫島斉氏(47)が31日、無所属で立候補する意向を表明した。出馬表明は7人目。鮫島氏は記者会見で馬毛島での基地建設について容認する姿勢を示した。 【地図】馬毛島の位置
すでに立候補を表明した6人のうち、基地建設に賛成しているのは、市議の杉為昭氏(58)、元市議の浜上幸十氏(74)、会社役員の池田恵衣子氏(69)、会社員の鎌田孝章氏(45)の4人。現職の八板俊輔氏(71)は賛否を明言せず、医師の三宅公人氏(72)は反対している。