リブワークがイオンモール熊本の館内に開設した原寸大のモデルハウス＝18日、嘉島町

　住宅メーカーのLib　Work（リブワーク、山鹿市）は18日、嘉島町の大型商業施設イオンモール熊本の館内に原寸大モデルハウスを開設した。全国では4店舗目で、熊本県内では初。台湾積体電路製造（TSMC）の進出に伴い、移住者が増加し、一戸建ての需要が高まると見込んだ。 熊本の経済ニュース

　大型商業施設のみで展開している自社ブランド「sketch（スケッチ）」のモデルハウス。3LDKの平屋で、延べ床面積は105平方メートル。本体価格は1800万～2500万円。 　若者に人気のファッションブランド「ニコアンド」と連携して、間取りや家具を配置。20代後半から30代を中心としたファミリー層をターゲットに、年間44棟の受注を目指す。 　リブワークは2020年、スケッチのモデルハウスを福岡県内に初出店。初年度の受注目標45棟を達成、販路を広げている。年間約810万人が訪れるというイオンモール熊本の集客力に着目して出店した。 　sketchイオンモール熊本の柴原崇志店長（29）は「売りはニコアンドとの連携によるデザイン性。お客が求める家造りを提案していく」と話した。（岩崎皓太）