トヨタ、新型EV「bZ3C」「bZ3X」世界初公開
トヨタ自動車は25日、中国・北京で開幕した自動車展示会「北京モーターショー」で新型の電気自動車(EV)「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開した。今後1年以内に中国で発売する。併せて中国のインターネットサービス大手の騰訊(テンセント)との連携強化も発表。先進安全技術やマルチメディアなど車の知能化分野で協力する。 【写真】トヨタの新型EV「bZ3C」 bZ3Cはセダンとスポーツ多目的車(SUV)の特徴を併せ持つ「クロスオーバー」の形状。若い世代も楽しめる空間作りを追求した。 bZ3XはSUVタイプでファミリーの利用を想定。大空間で快適な居住性を実現する。 トヨタの中嶋裕樹副社長は現地の会見で「EVとハイブリッド車(HV)をバランス良く展開し、プラグインハイブリッド車(PHV)も強化する」と述べ、地域のエネルギー事情に応じ最適な車を提供する「マルチパスウェイ」を進めることを強調した。