「蔵の街」発信の拠点に 福島県喜多方市「Gallery金田」オープニング祝う
福島県喜多方市の「Gallery金田」のオープニングセレモニーは4日、同市1丁目の同ギャラリーで行われ、出席者が「蔵の街喜多方」の新たな魅力発信拠点の誕生を祝った。 運営する同市のまちづくり会社「蔵の街喜多方株式会社」の矢部善兵衛社長が「アート文化の発信地となることを期待し、喜多方の精神を体現するものにしたい」とあいさつした。佐藤弥右衛門取締役や改修に携わった職人らが煉瓦(れんが)蔵や工事の概要を説明した。同ギャラリーの前身である旧金田洋品店が生家で「蔵の街喜多方」を世に広めた写真家故金田実氏のおい渡部茂樹さんが「改修を通じて歴史を感じた。蔵の街を発信する拠点になればうれしい」と述べた。矢部社長らがテープカットし、オープンを祝った。 ■14日まで「蔵の街喜多方を世に出した男―故金田実氏蔵出し作品展―」 同ギャラリーでは14日まで「蔵の街喜多方を世に出した男―故金田実氏蔵出し作品展―」を開いている。金田氏が撮りためた市内の風景などの未発表作品が並ぶ。入場無料。時間は午前10時から午後4時まで。