店主の佐々木修二さん

　日本料理店「媛割烹（ひめかっぽう） ささ木」（大阪市西区靭本町1、TEL 050-5385-5230）が11月4日、大阪・本町にオープンした。（船場経済新聞） 【写真】3種類のみかんジュースの飲み比べ 　店舗面積は15坪で、席数は16席。店主の佐々木修二さんは北新地の和食店で10年間店長をした後に同店をオープンしたという。 　料理はコース（1万1,000円・6,600円）を2種類と一品料理をそろえる。佐々木さんは愛媛県新居浜市の出身で、同店のメニューは同県の食材や郷土料理を積極的に反映するという。「コースは月替わりで、今月はいずれのコースにも新居浜の郷土料理『ふぐざく』を組み込んでいる。いわゆるフグ皮ぽん酢のことで、皮のざくざくした食感が特徴」と説明。赤身がおいしいという愛媛県のブランド牛「あかね和牛」もコースに組み入れて提供する。 　ドリンクはみかんジュース（各700円）をそろえる。みかんの銘柄は時期によって変わるといい、今の時期は甘平、清美、河内晩柑の3種類のジュースを用意。3つの飲み比べセット（1,700円）も提供する。日本酒は愛媛県の地酒をそろえる。「県内には酒蔵が40ほどあり、その時期でいい物を約10種類取り寄せている」と説明する。 　チラシを見た近隣の愛媛県出身者が来店することもあるという同店。佐々木さんは「店の認知を広げ、故郷のおいしいものを多くの人に知ってもらえたら」と意欲を見せる。 　営業時間は17時30分～翌1時。