早大「三羽がらす」の現監督、箱根は「もう、走りたくありません」と苦笑い アトランタ＆シドニー五輪にも出場
早大の花田勝彦督監（５３）は学生時代、同期生の櫛部静二・現城西大監督、武井隆次さんとともに「三羽がらす」と呼ばれて活躍した。箱根には４年連続で出場し、１年３区６位、２年３区３位、３年４区区間賞（当時新記録）、４年２区３位。３年時は優勝を経験した。 「今、箱根を走るとしたら」という問いに「学生の時に十分に走りましたので、もう、走りたくありません」と苦笑いで答えた。 「しいて言えば２区ですね。４年生の時、体調が万全ではなかった。しっかり、準備して走ればどうなるか。ただ、今の学生は強い。青学大の黒田朝日君（３年）やウチの山口智規（３年）には勝てませんよ」。卒業後、９６年アトランタ、００年シドニーと２度の五輪に出場した名選手は謙虚に、現在の学生のレベルアップを認めた。
報知新聞社
