「第45回ABCお笑いグランプリ」の決勝進出を決めた12組が勢揃い。最前列中央はMCの山里亮太

　「第45回ABCお笑いグランプリ」の準決勝が21日、大阪市内で開催され、12組31人が7月7日の決勝へ駒を進めた。優勝者には賞金100万円が贈られる。 　決勝に進出するのは金魚番長、ぎょねこ、ダウ90000、令和ロマン、フランスピアノ、エバース、天才ピアニスト、やました、青色1号、ぐろう、かが屋、フースーヤの12組。ダウ90000は8人組の大所帯。昨年のM―1グランプリを制した令和ロマンも決勝進出を決めた。 　令和ロマンはここ2年連続で準優勝に終わっており、「M―1王者」のプライドにかけても三度目の正直としたいところ。高比良くるま（29）は、決勝進出者発表会見のMCを務めた昨年Vのダブルヒガシに向かって「あんたたちのせいで今年も出るんだから」と笑わせ、松井ケムリ（31）は「昨年、M―1でもらえなかった賞品を取り戻します」とV宣言してみせた。 　同大会の歴代優勝者にはダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、千鳥、かまいたち、霜降り明星ら人気コンビがズラリと名を連ねる若手お笑い芸人の登竜門の1つ。デビュー10年以内のお笑い芸人が全国から568組エントリー。一次選考を通過した45組がこの日、4時間にわたる準決勝を戦い、12組が決勝進出を決めた。 　決勝は7月7日。MCは5年連続で南海キャンディーズ・山里亮太（47）、アシスタントは昨年に続いて本田望結（20）が務める。