ニュージーランドオープンと関西オープンを制した幡地隆寛の愛器「ファントムX」【キャメロンマニア宣言】
タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第33回は幡地隆寛を優勝に導いたパター「ファントムX」を紹介しよう。
幡地隆寛「今までで一番信頼できる一本」
今年3月に、豪亜ツアー共催の『ニュージーランドオープン』でプロ入り初勝利、5月の『関西オープン』で日本ツアー初勝利を挙げた幡地隆寛プロ。そんな彼を支えているのが、ファントムXツアープロトタイプだ。 出合いは昨年の東海クラシック。それまではブレードタイプのタイムレスを使っていたが、少しやさしいものに替えてみようと思い、使い始めたという。 「同じパターを長く使っていると、『気持ちが悪い』と感じる瞬間があるのですが、このパターにはそれがありません。ずっと安心して使えて、今までで一番信頼できる一本です。芝が硬めで目が強いニュージーランドのグリーンでも、このパターのおかげで自信を持ってプレーできました」(幡地) 印象に残っているのは、ニュージーランドオープン最終日11番の長いパーパットと、関西オープン最終日4番のボギーパット。どちらも、その後のプレーにつながるクラッチパットだったとか。 心強い相棒を得た幡地プロ。夏からの試合も期待できそうだ。 PHOTO/Takanori Miki THANKS/BMW日本ゴルフツアー選手権 ※週刊ゴルフダイジェスト2024年7月9日号「キャメロンマニア宣言」より