【開幕特集】今季も超攻撃的エンターテインメントサッカーは不変。藤枝MYFCはより攻撃的に戦い高みを目指す|J2リーグ
2024シーズンの明治安田J2リーグ各クラブとキーマンを紹介する。 【動画】吉田麻也と語るこれからのJリーグやブンデス注目チーム|内田篤人のFOOTBALL TIME
チーム紹介
J2初挑戦となった2023シーズンは、最終順位こそ12位に終わったが、須藤大輔監督が強く掲げる『超攻撃的エンターテインメントサッカー』で大きなインパクトを残した。今季もそのスタイルは不変である。 昨季はシーズン途中に主力がJ1に引き抜かれるうれしくも悲しくもある“誤算”に直面したが、今オフは横山暁之(千葉)以外の主力の引き留めに成功。指揮官のスタイルを体現できる選手が並ぶ。昨季の反省と経験を生かし、今季はより攻撃的に高みを目指す。
注目選手紹介:矢村 健
生年月日:1997年6月9日(26歳) 昨季成績:38試合9得点 小さな巨人という表現がまさにピッタリなゴールゲッターだ。アルビレックス新潟からのレンタル移籍で加わった昨季は、時間の経過とともにフィットしていく。夏過ぎまではスーパーサブとして存在感を高め、ほとんどの試合に出場。9月以降は先発の座を勝ち獲り、ラスト10試合はすべてスタメンで5ゴールを挙げるなど、存分に能力を発揮した。 レンタル移籍を延長し、背番号を9に軽くして戦う今季はエースとしての活躍が求められる。パンチ力ある右足のシュートは見ごたえ十分だ。
注目選手紹介:内山 圭
生年月日:1993年7月19日(30歳) 昨季成績:0試合0得点(J1) “須藤スタイル”を誰よりも深く理解し、体現するGKが藤枝に帰ってきた。2022シーズンに藤枝MYFCに加入し、指揮官の下でプレー。シュートストップやクロス対応など、GKとしての仕事をこなしながら、抜群の足元の技術を生かしビルドアップの出発点として大きく貢献。11人目のフィールドプレーヤーを存分に担った。 昨季はJ1サガン鳥栖にチャレンジもリーグ戦出場は叶わず悔しさをため込んだ。『超攻撃的エンターテインメントサッカー』のさらなる発展のために、手と足で魅せる。