【現地取材】「豊洲 千客万来」が開業 江戸の街で新鮮なフードや温泉を楽しめる
温泉施設を展開する万葉倶楽部は、東京・豊洲に新商業施設、豊洲 千客万来を開業した。江戸の街並みをイメージした同施設は、“食楽棟”と“温楽棟”で構成する。食楽棟では、全国から約70店舗が集まり、新鮮な素材を使った豊洲市場ならではのローカルフードなどを提供する。温楽棟は、11店舗目となる万葉倶楽部による温泉施設で、これまでのブランド力の集大成となるフラッグシップ施設だ。豊洲 千客万来は、築地市場のにぎわいを継承、発展させることを目指して2015年9月から構想していた。 【画像】【現地取材】「豊洲 千客万来」が開業 江戸の街で新鮮なフードや温泉を楽しめる
食楽棟
食楽棟は、3つのフロアで構成する。車道に面している1階はラーメン店など気軽にグルメを楽しめる店をそろえ、豊洲市場で働く人々や近隣住民から日常的に親しまれることを目指す。2階は、江戸時代の活気があふれる市場をイメージした目利き横丁と豊洲目抜き大通りがあり、食べ歩きも想定したようなテイクアウトしやすいメニューがそろう。3階は、誰もが新鮮な海鮮を楽しめるフロアで、さまざまなスタイルの寿司屋が出店している。
1階「豊洲江戸前通り」 本まぐろそば 䱻
1階の「豊洲江戸前通り」には、全国の海産物などをスープに使ったラーメン店などが立ち並ぶ。本まぐろそば 䱻では、本まぐろの旨みを抽出したスープと、炙りたての香ばしいまぐろチャーシューを組み合わせた、まぐろづくしのラーメンを楽しむことができる。麺は特注麺を使用することにこだわった。ラーメンのほか、海鮮丼も提供する。
松屋精肉店
松屋精肉店は、末広町に本店を構える明治創業の老舗肉卸店が手掛けるハンバーグ専門店。国産の牛肉を100%使用し、ひとつひとつ手ごねで仕上げたハンバーグの定食が看板メニューだ。魚の街である豊洲にオープンした同店では、目の前でハンバーグを網焼きにし、ライブ感のある食事で来店客をもてなす。
2階「目利き横丁」/食べ歩きが楽しいストリート 豊洲市場 相馬水産
千葉県浦安市に2店舗、銀座に2店舗を構える相馬水産。銀座では、どんぶりメニューや寿司を提供してきたが、同店はまぐろ串をメインに提供する。柔らかい食感をヘルシーに楽しめる“赤身串”(500円)やいろんな部位が少しずつ入っており、赤身と脂のバランスがよい“鮪串“(炭火焼き/300円)がおすすめメニューだという。