節約のため、風呂は自宅ではなくスポーツジムで済ませています。1ヶ月の水道光熱費はいくら節約になっていますか?
運動後の汗を洗い流すために、シャワールームを設けているスポーツジムが多くあります。そのため、スポーツジムのシャワールームを活用すれば、自宅でシャワーを使用する分の水道光熱費を減らせるのではないかと考える方もいるでしょう。 本記事では、自宅でシャワーを使わず、スポーツジムで全て済ませた場合どのくらい水道光熱費の節約になるのか解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
自宅のシャワーを1ヶ月使った場合の水道光熱費は?
自宅でシャワーを使用した場合の1ヶ月分の水道光熱費について、それぞれ計算してみましょう。今回は、シャワーを10分間利用した場合と仮定します。 ■1ヶ月分の水道費 東京都水道局の「水の上手な使い方」によれば、シャワーを3分間流しっぱなしにした場合の水の使用量は、約36リットルです。さらに、2023年に厚生労働省より発行された「いま知りたい水道ー日本の水道を考えるー」によれば、 日本の水道料金の全国平均は1リットル当たり約0.2円です。 以上を踏まえると、もし3分間シャワーを利用した場合には1日当たり約7.2円かかることになります。そのため、1ヶ月間で計算すると、約216円です。 もし10分間シャワーを流しっぱなしにした場合、水の使用量は約120リットルとなり、1ヶ月にすると約720円となります。 ■1ヶ月分の光熱費 都市ガスの場合と、プロパンガスの場合があります。それぞれ、水量×上昇させる温度÷(発熱量×熱効率)×ガス単価にて計算が必要です。 前述した通り、シャワーを3分間流しっぱなしにした場合の水量は36リットルのため、10分間使用した場合には約120リットルとなるでしょう。試算は以下の通りです。 ・都市ガスの場合 約45円(月約1350円) ・プロパンガスの場合 約75円(月約2250円) 以上のことより、シャワーの使用にかかる水道光熱費は1ヶ月当たり2070円~2970円ほどになると推測できます。
スポーツジムの平均相場
それぞれの使用頻度にもよりますが、毎日使いたい場合には何回通ってもよいプランを選択するでしょう。通い放題の場合には月1万円ほどの料金であることが多いようです。 そのため、スポーツジムを利用していれば、運動機器の利用ができることに加え約2070円~2970円のシャワー分の水道光熱費の節約も可能といえるでしょう。以上をまとめると、表1のようになります。 表1