世界最大規模といわれているサブカルチャーの祭典・コミックマーケット（通称・コミケ）が12日・13日に東京ビッグサイトで行われました。企業ブースには、マンガやアニメなどの企業だけではなく、意外な企業も出展していました。 【画像】同人誌だけではない コミケ発の創作物とは コミケとは、マンガやアニメなど様々なジャンルのファンが自作の同人誌を持ち寄る即売会。一般の参加者やコスプレイヤーだけではなく、出版社やアニメ制作会社といった様々な企業もブースを出展して参加しています。

■郵便ポストのグッズなどを販売する郵便局ブース

切手や郵便ポストグッズなどを販売　郵便局物販ブース

例えばこちらは、日本郵便のブースです。イラストレーターやアニメを題材としたフレーム切手や郵便ポストのフィギュア、郵便ポストをかたどったピンバッジなどを販売しました。

■ペンギンの羽根ってどんなニオイ？　独特な展示物

ユニークな展示もあった名古屋港水族館ブース

愛知県にある名古屋港水族館は、今回で4回目のコミケ参加です。グッズをはじめ、同水族館の歴史や豆知識が描かれたオリジナルのマンガなどを販売していました。 さらには、飼育しているペンギンの羽根のニオイを嗅ぐことができるというユニークな体験も提供していました。担当者は「たくさんの方に、名古屋港水族館を知ってほしいということで出展させていただきました。（コミケの出展で）SNSで盛り上がったりですとか、遠くから遊びに来てくださる方もいたり、（出展の）効果はあるかなと思います」と、出展理由を語りました。

■コミケが客と接する貴重な機会に

『みつばちのーと』で販売されたハチミツ　花の蜜によって色が違う

その他にも紅茶やカヌレ、ハチミツなど飲食物を販売するブースも出展されていました。ハチミツを販売する養蜂家の方は、元々はハンドメイド系のイベントに出展をしていたそうですが、お客から同人誌系イベントへの出展を提案されてコミケにも参加するようになったと、出展の経緯を明かしました。オンラインショップでの販売をメインにしているため、直接、客と接することができるコミケは楽しみになっているそうです。