新庄北・南が統合、校名は「新庄志誠館」 県教委発表、26年4月開校
県教育委員会は17日、新庄北、新庄南の両高校を統合し、2026年4月に開校する新高校の校名を「新庄志誠館(しせいかん)」と発表した。両校の校訓に共通する「誠」の文字を取り入れた。県教委は「一人一人が誠の心と高い志を持ち、新しい価値創造に挑戦し、地域の明るい未来を切り拓(ひら)く人材を育成することへの期待を込めた」などと説明している。 今年6月に行った公募で205件の校名案が寄せられ、「新庄」が46件、「新庄明倫堂」が29件、「新庄紫陽花」が21件などだった。これらを基に両校の校長や地元教育関係者の意見を踏まえ県教委が絞り込んだ。新庄北高の校訓は「誠心誠意・質素簡約・勤勉力行・敏捷快活」、新庄南高の校訓は「清楚・誠実・進取」となっている。 新高校は全日制の定員が普通科120人、探究科80人。定時制は普通科40人で、27年度に夜間から昼間に移行する。県教委は、統合する2校の既存校舎を一部改修し全日制は新北の校舎を、定時制は新南の校舎を活用する方針を示している。