「海に眠るダイヤモンド」百合子の複雑な思いの理由が明らかに 賢将の見せた優しさに反響【ネタバレあり】
寿美子が亡くなった後、寺の和尚(さだまさし)に、被爆した人間にとって戦争は終わっていないと苦しみを吐露する百合子。そんな彼女の帰りを待っていた賢将は、かつて百合子が寿美子から贈られたネックレスを手渡す。それは、台風の日に百合子が窓から投げ捨てたものだった。混乱のなか、偶然にもそれを見つけていた賢将は「あの中で……奇跡だよ」と一言。そして百合子は、母の最期を振り返り涙する。その泣き顔を周囲から隠すように彼女の正面に立った賢将の優しさに、Xでは「見せないように前に立つカッコイイ」「百合子に賢将がいてくれて良かった…」などの声が寄せられた。
そして盆踊りの日、百合子は朝子を誘うと、浴衣の着付けをしながらこれまでの態度を謝り「心から謝りたいの。あなたに許されたい」「あなたが許してくれなくても、わたしは……許すわ」と伝える。百合子の複雑な感情を表現した土屋の演技に、Xでは「土屋太鳳さんの演技がもうとても素晴らしい」など賞賛の声が寄せられた。(西村重人)