【独自取材】韓国に「イエスジャパン」現象!“おまかせ”スタイルなど街中にあふれる“日本文化” しかし…韓国・総選挙は野党大勝で“ノージャパン”に?日韓友好ムードに立ち込める暗雲で影響は?
(NNNソウル・横田明記者/2024年2月) 「こちらの看板、日本語ですね」 2024年に入ってからも、街中のあちらこちらに日本語の看板が…。
また、“日本風”の居酒屋で、日本のグルメを楽しむ人が増えています。 (20代女性) 「特定の食べ物一つが流行しているというより、日本の感性・日本の雰囲気そのものが流行っている感じです」 こうした現象を、韓国では“イエスジャパン”と呼び、日本の様々な文化への関心が高まっています。
若者の街、ソウル・弘大(ホンデ)で話を聞いてみると…。 (20代女性) 「日本のアニメも好きですし、“イザカヤ”にもよく行きます」 Q.「居酒屋」という日本語が、浸透しているのですか? (20代女性) 「そうですね」
(20代男性) 「『ワンピース』が好きです。ルフィ!『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』が好きです」 (20代女性) 「最近、周りのインスタを見ても、日本へ旅行したことが、よくアップされています。近いから、みんなよく行くし、良いイメージです。今日もご飯を食べてから、『SPY×FAMILY』を見に行きます。アーニャ!(笑)」
また、日本の音楽も、若者の間で広まっています。2人組の男性(20代)が聴いていたのは、「Official髭男dism」のTATTOO。彼らは、YouTubeなどで最先端のJ-POPをよく聞くのだといいます。 (20代男性) 「優里のべテルギウスも好きです」 「あいみょんも大好きです(笑)」
さらに、取材中に街中で聞こえてきたのは、“意外な”日本の曲―。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」です。40年も前の1984年にリリースされた日本の曲が、なぜ今…? 音が聞こえてきたレコード店を訪ねてみると、店内には、松田聖子や小泉今日子など、昭和のレコードを探す若者たちが。
近年、世界各地で再評価されている、日本の70・80年代の“シティーポップ”。その魅力にいち早く気付いた韓国人DJの発信から、若い世代にも浸透したのだといいます。 (20代女性) 「『プラスティック・ラブ』と、松原みきの『ステイ・ウィズ・ミー』を聞きます。シティーポップは、感性が合うんです。都会的で、ビルが立ち並ぶ感覚。キラキラする感じがします」 (30代女性) 「私は、大橋純子の『テレフォン・ナンバー』が好きです」 (客の男性) 「山下達郎の『FOR YOU』というアルバムですが、以前苦労して手に入れて、とても満足しました」
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