山本俊輔の監督作2本が高円寺と横浜で限定上映、阿部真美子・橘さり出演
小説家・ノンフィクション作家としても活動する山本俊輔が監督を務めた「フリークスの雨傘」「毒蝮寅子が行く!冒険篇」が、9月8日から14日まで東京・高円寺シアターバッカス、9月25日から29日まで神奈川・横浜のシネマノヴェチェントで上映される。 【画像】山本俊輔の監督作「毒蝮寅子が行く!冒険篇」場面写真 「フリークスの雨傘」は訪問介護サービスで働く51歳の佐藤桜子を主人公に据えた人情コメディ。桜子は訪問先の富豪老人・田村が愛人に産ませた子だというイケメン男子の竜二と知り合う。そして竜二に一目惚れした桜子は、300万円の借金を背負い闇金のヤクザたちに脅されている彼を助けるために奔走する。阿部真美子が桜子、恵水流生が竜二を演じたほか、並木塔子、範田紗々、小原徳子、井筒しま、奥野みゆ、福吉大雅、山下ケイジ、長谷川千紗、結希玲衣、若狭ひろみ、大場結香、森りさが出演した。 橘さりが主演を務めた「毒蝮寅子が行く!冒険篇」は、山本がSNSで寅さんのコスプレを披露している橘を見かけたことから“毒蝮三太夫+車寅次郎”というコンセプトを思いつき、製作したもの。葛飾・柴又を縄張りにするフーテン娘の毒蝮寅子が、憧れの中学教師・まおたん先生の呪いを解くため、童貞しか手にすることのできない物質・チンドラゴラを探す旅に出るさまが描かれる。植竹沙彩香、新田麻緒、藤堂勁、野村秀二、間瀬翔太もキャストに名を連ねた。