「日本食普及の親善大使」任命授与式行われる 米ニューヨーク
アメリカ・ニューヨークで19日、日本食レストランを経営するオーナーシェフ大堂浩樹さんに、「日本食普及の親善大使」の任命授与式が行われました。 日本食普及の親善大使とは、海外で日本食や食文化の魅力を発信するため農林水産省が任命しているもので、日本と世界62か国と地域で204人が任命されています。 大堂さんは、ニューヨーク・マンハッタンで、ミシュラン2つ星の懐石料理レストランを経営し、自らが手がけるバーでは、去年3月に亡くなった坂本龍一さんがBGMの選曲に携わっています。 任命授与式で大堂さんは、「坂本龍一さんをはじめ多くの方々の背中を見ながら勉強させていただいた」と感謝を述べた上で「アメリカでよく知られている和牛や日本酒にとどまらず、日本の野菜や果物を家庭で料理できるように紹介していきたい」と抱負を語りました。 森美樹夫ニューヨーク総領事はアメリカにおける日本のプレゼンス強化のため、今後イベントなどを通じて様々な人種や幅広い年齢層に日本食を広げていきたいとしています。