『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』、細かい演出に驚き!【TGS2024】
TGS2024、KONAMIブースのステージイベント「METAL GEAR - PRODUCTION HOTLINE at TGS2024」で明らかになった、注目の『MGS』シリーズ最新作『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』の続報をまとめてご紹介しよう。 【関連画像】右から順に、KONAMIの岡村氏、是角氏、大石氏。写真ではよくわからないかもしれないが、是角氏がタイトル画面でボタン操作により雨を降らせている コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は2024年9月27日、東京ゲームショウ2024(TGS2024)の自社ブースで開催したステージイベント「METAL GEAR - PRODUCTION HOTLINE at TGS2024」で、「MGS」こと「METAL GEAR SOLID(メタルギアソリッド)」シリーズの最新作『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』の続報を発表した。 以下、本ステージに登壇した制作プロデューサーの岡村憲明氏、クリエイティブプロデューサーの是角有二氏、プロモーション担当の大石次郎氏が発表した、本作の続報をまとめてお伝えする。 ●現代のトレンドに沿った改良を実現 最も注目したいポイントは、本作には「レガシースタイル」と「ニュースタイル」の2種類の操作設定が用意されていること。「レガシースタイル」を選択すると、元祖PlayStation 2(PS2)版『METAL GEAR SOLID 3』と同じ操作になり、「ニュースタイル」を選ぶと、TPS(三人称視点シューティングゲーム)などのように、近年よく見られるアクション系ゲームに近い操作感で遊べるようになるそうだ。なお、KONAMIブースの試遊コーナーで遊べる本作の体験版は「ニュースタイル」に設定されている。 タイトル画面では操作設定によるビジュアルが変化するほか、カメラの視点を自由に操作したり、風を吹かせたり雨を降らせたりする機能が搭載されているのも面白い。スネークの服が、泥で汚れた程度によってカモフラージュ率が変動し、服がダメージを受けるごとに傷み、スネーク自身が負った傷の跡がずっと残り続ける演出が追加されているのも驚きだ。 マップ上を移動中は、方角が分かりやすくなるコンパスアイコンを追加したり、仲間のキャラとの交信がよりスムーズになる無線の操作を導入したりするなど、細かなシステム面での変更や調整も注目に値する。 実際に試遊したところ、コンパスアイコンも無線の操作も非常に快適だった。新たにカットシーンにポーズ機能が追加され、いつでも中断できるようになったのもうれしい。 PS2版『MGS3』からおなじみの隠れキャラクター、カエルのケロタンに加え、本作ではアヒルのガーコも、マップ上のあちこちにカモフラージュされた状態で登場する。さらに、体力回復アイテムの「カロリーメイト」をスネークに装備させてボタンを押すと、スネークが本作のポスターと同じポーズを取るとのこと。 歴代の「MGS」シリーズと同様に、本作にもゲームの本編とは直接関係ない、さまざまなお遊び要素が盛り込まれているのも、まさに朗報と言えるだろう。