（写真：テレビ北海道）

北海道が観光振興のため導入を目指す宿泊税。きょうから事業者や自治体を対象とした説明会が始まりました。 道による説明会は自治体向けと宿泊事業者向けの二部構成で、初日のきょうは石狩管内を対象に札幌で開かれました。 北海道経済部・小田桐俊宏観光振興監「この税の検討に向けたプロセスの中で地域の皆様の声、市町村の考え方・あり方を踏まえて税の検討を深めていきたい」。 現在、道の宿泊税は宿泊料金に応じて２万円未満の場合は１００円、２万円以上５万円未満が２００円、５万円以上が５００円を課税する方向で議論が進められていて、修学旅行などの教育旅行は課税を免除します。税収はおよそ４５億円を見込み、サービスの充実や危機対応など、観光のために使われます。 道はこの説明会をおよそ１カ月かけ、全道の１４の振興局で開催する予定です。