「金に困っていた」病院の診察代金を着服か 当時の医療事務の女を逮捕〈宮城〉
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、遠田郡涌谷町の派遣社員の女(57)です。 警察によりますと女は、2023年10月、当時医療事務として勤務していた遠田郡にある病院で、複数回にわたり診察代金約25万円を着服し、横領した疑いが持たれています。 2023年12月、病院の関係者が、銀行に振り込まれるはずの診察代金が少ないことに気付き、警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察によりますと、女は、診察代金などを確認する会計業務を任されていて、その日の診察代金から1日あたり1万円から3万円ほどを現金で抜き取っていたということです。 警察の調べに対し女は容疑を認めていて、「金に困っていた」という趣旨の話をしているということです。 女は2021年から病院に勤務していて、警察は余罪があるとみて裏付けを進めています。
仙台放送