映画『遊星からの物体X』の続きを描いたゲーム『遊星からの物体X episode II』のリマスター版が発表
映画『遊星からの物体X』の続きを描いたゲーム『遊星からの物体X episode II』のリマスター版が発表
「遊星からの物体X」を覚えているだろうか? ジョン・カーペンターが監督したカルト的人気を誇る1982年のホラー映画のことではなく、映画の続編として2002年(日本では2003年)に発売されたゲーム『遊星からの物体X episode II』のことだ。なんとそのゲームが、リマスターを得意とするNightdive Studiosの手によって蘇ることが発表された。 IGN Liveにて、『Star Wars: Dark Forces』や『System Shock』のリマスターでレトロゲームファンから称賛されたNightdive Studiosが、Universal Products & Experiencesとの協力の下、『遊星からの物体X episode II』のリマスター版となる『The Thing: Remastered』をPCおよびコンソール向けに開発していることを明らかにした。2024年内に、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにダウンロード版で発売予定。 『The Thing: Remastered』は三人称視点のサバイバルホラーシューター。カート・ラッセルが主演した映画『遊星からの物体X』のその後を描いた作品だ。概要は以下のとおり。 ここは、極寒のツンドラ地帯。姿を変えることができる謎のエイリアンが、米国前哨基地第31観測施設のスタッフたちを一掃した。『The Thing: Remastered』では、米国陸軍特殊部隊救出チームのリーダーであるJ・F・ブレイク大尉となって、映画『遊星からの物体X』で起きた血も凍るような事件を調査することになる。自然の力によって身動きが取れなくなり、恐ろしい存在からの感染の危険性もあるなか、ブレイクは隊員たちの信頼を得て、恐怖や疑心暗鬼が隊員たちを……そしてブレイク自身を飲み込まないようにしながら、部隊を団結させて生き延びなければならない。 リマスター版は現世代機(PC/PS5/Xbox Series X|S)にて最高4K解像度、144fpsで楽しめるようにアップグレードされたものだ。キャラクターモデル、テクスチャ、アニメーションが改善されたほか、高度な3Dレンダリングを実装し、ライティングや環境効果もアップデートされている。PC(Steam)、PlayStationおよびXboxコンソールではトロフィーと実績にも対応。 『The Thing: Remastered』の主な要素は以下のとおり。 再び第31観測基地へ:映画『遊星からの物体X』のその後を舞台にした本作で、頭から蜘蛛の脚を生やしてカサカサ走るものや、人間のように歩くもの、たくさんの触手を持つ巨大なボスなど、恐ろしいモンスターと対峙しよう 誰が行くのか:兵士、衛生兵、技師のクラスから最大4人のNPC部隊を作り、指揮を執って、恐怖に満ちた11のレベルをクリアしていく 隠れるのに最適な場所:隊員のなかには、見かけどおりの人物ではない者がいるかもしれない。姿を変えられるエイリアンは隊員になりすまして隠れている可能性もあるため、目を光らせていたほうがいい 正気を保つ:隊員の信頼を得て、反抗的にならないよう彼らの恐怖レベルを最小限に抑えなければならない。最悪の場合、疑心暗鬼に屈服してしまう エイリアンによる究極の恐怖:モデル、テクスチャ、アニメーションはNightdiveの手によりアップグレードされ、ライティングと環境効果も強化されている 目を見張るようなビジュアル:PC/PS5/Xbox Series X|Sでは最高4K解像度、144fpsで楽しめる
Wesley Yin-Poole