保護猫を譲渡会でお迎え…初めて猫と暮らす飼い主さんが得た愛と幸せな日々 「私を選んでくれてありがとう」
ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@kirushu2さんの愛猫「ボタン」くんと「イチョウ」くん。2匹は血の繋がった“きょうだい”です。 【写真】布団の上でまったりと過ごすイチョウくん(左)とボタンくん(右) もともと保護猫をお迎えしようと考えていた飼い主さんは、保護猫の譲渡会でボタンくん、イチョウくんと出会いました。おうちにお迎えしたのは、生後推定9カ月のとき。現在は、飼い主さんに見守られながらすくすくと成長し、1才6カ月(取材時)になりました。ボタンくん、イチョウくんと飼い主さんの出会いから現在の様子について詳しいお話を伺いました。
譲渡会で“きょうだい”一緒にお迎えすることを決意。お迎え後、うれしかったことは?
「猫と暮らしたい」と考えていた飼い主さんは、「お迎えするなら保護猫を」と考えていました。そんな折、おうちの近くで譲渡会が開催されることを知り、参加することに。当初は、子猫を1匹、迎えるつもりでましたが、その場でボタンくんとイチョウくんに出会った瞬間、考えが変わったといいます。 飼い主さん: 「譲渡会のスタッフさんらとお話をする中で、『2匹一緒にお迎えすると、飼い主さんが外出のときも猫たちが寂しがることがないだろう』と教えてもらいました。そのあと、猫たちと触れ合ったとき、最初は私のことを警戒していたボタンくんとイチョウくんが、少しずつ私に近づき、上着や鞄の中に入ろうとしてきたのです。その様子を目にしたとき、『このコたちを一緒に迎えたい』という気持ちに。熟慮の末、一緒に迎えることを決めました」 飼い主さんにとって、猫と暮らすことは初めての経験でした。ボタンくんとイチョウくんとの暮らしを始めた飼い主さんには、いろいろと戸惑うことがあったといいます。 飼い主さん: 「特に苦労したのは、ごはんの与え方でした。いろいろと調べた結果、良いとされる与え方を試してみたのですが、2匹は思うように食べてくれません。そこで譲渡会の方などに相談したところ、2匹にとって慣れやすいごはんの与え方を教えてもらい解決することができました。今では、その方法でごはんを食べてくれるように。このことから、猫それぞれに特徴があるのだということを学びました」 一方、ボタンくんとイチョウくんとの生活をスタートしてから、もちろん、うれしかったこともありました。飼い主さんにとって、それはどのようなことだったのでしょうか? 飼い主さん: 「初めて、のどをゴロゴロと鳴らす音をを聞いたときはうれしかったです。猫が幸せなときにのどを鳴らすことは知っていましたが、実際に耳にしたのはそのときが初めて。一瞬、『何の音だろう? 』と戸惑いましたが、『これがあのゴロゴロ音なんだ!』とわかったときは、とても心が温かくなったのを覚えています」