【ニュース2024】能登を襲った地震、「裏金」に揺れた選挙、物価高…激動の2024年を振り返る
元日の能登半島地震で幕を開けた2024年。国内では、岸田総理の退陣や石破総理の就任、「闇バイト」による事件が相次ぐなど様々なニュースがありました。 【画像】能登半島の被災地、大谷選手とデコピン…2024年を振り返る 一方、国外ではトランプ大統領の再選や、韓国・尹大統領の戒厳令などにも注目が集まりました。 「テレ朝news」で注目を集めたニュースを中心に、今年を振り返ります。
【災害】
2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登半島で最大震度7を観測する地震が発生しました。各地に大きな被害を受けた能登半島では、9月に豪雨災害も発生し、復興に向かう被災地に大きな傷跡を残しました。 8月には、気象庁が南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表。巨大地震に備える動きが広まりました。
【事件・事故】
1月2日、羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突し、炎上。 海上保安庁の副機長ら5人が死亡しました。客室乗務員の緊急時の対応に注目が集まりました。 「短時間・高収入」などとSNSで呼び掛け、強盗の実行犯になる「闇バイト」による事件が全国各地で相次ぎました。
【政治】
8月、岸田総理が退陣を表明。9月の自民党総裁選では、過去最多の9人が出馬しました。石破茂氏が総裁に選ばれ、10月に石破内閣が発足しました。 その後の衆議院選挙では、「裏金問題」で逆風を受けた自民党。自公政権は2009年の政権交代以来、15年ぶりに過半数割れとなりました。 東京都知事選挙や兵庫県知事選挙も注目を集めました。 兵庫県知事選挙では、県議会から不信任を議決され、失職した斎藤元彦氏が再選。SNSでの選挙活動や、メディアの選挙報道の課題などが浮き彫りになりました。
【経済】
8月、日経平均株価の終値が4400円以上値下がり。1987年10月の「ブラックマンデー」を超える過去最大の下げ幅となりました。 7月、20年ぶりとなる新しい紙幣の発行が始まりました。1万円札の顔となった渋沢栄一の地元、埼玉県深谷市などで盛り上がりをみせました。 この夏、スーパーなど小売店でコメの品薄が続きました。「令和のコメ騒動」とも言われた今年のコメの価格高騰、年の瀬になっても値段は下がっていません。