メーガン妃に大打撃を与えた「因縁の一件」とは?...キャサリン妃御用達デザイナー「移籍」で選択肢ゼロに
<かの有名なシャーロット王女のブライズメイド(花嫁介添人)のドレス論争にもつながる...。その背景について>
キャサリン妃のお気に入りのファッションデザイナーであるサラ・バートンが、メーガン妃が自身の結婚式でウェディングドレスを依頼するほど敬愛する「ジバンシィ」のクリエイティブディレクターに就任した。 【写真】エリザベス女王も驚愕...「白すぎた」メーガン妃のウェディングドレス姿 これはファッションにこだわりのあるメーガン妃にとって、大打撃となる可能性があることを本誌のポッドキャスト「ロイヤル・レポート」で王室担当のジャック・ロイストン記者が報じた。 サラ・バートンは2023年に「アレキサンダー・マックイーン」を離れたが、在職中はキャサリン妃のウェディングドレスやチャールズ国王の戴冠式でのドレスなどを手掛けてきたことで知られている。 また、1952年創業の「ジバンシィ」は、オードリー・ヘプバーンやジャッキー・ケネディに愛されたブランドとして知られ、創業者のユベール・ド・ジバンシィが1995年に引退して以来、イギリス人がクリエイティブディレクターに続けて就任してきた。 2018年、メーガン妃は公人としても最も重要なイベントとなったロイヤル・ウェディングでのドレスのデザインをイギリス人クリエイティブディレクターの1人であり、前年の2017年に「ジバンシィ」に入ったクレア・ワイト・ケラーに依頼した。 そのため結婚式以来、「ジバンシィ」はメーガン妃の象徴ともいえる存在になった。ロイヤル・アスコットやブリティッシュ・ファッション・アワードなど重要なイベントでクレア・ワイト・ケラーによる「ジバンシィ」のドレスを着用し、ブリティッシュ・ファッション・アワードでは感謝の意を表して特別な賞をメーガン妃自らがクレア・ワイト・ケラーに授与している。 しかし、クレア・ワイト・ケラーは2020年に「ジバンシィ」を離れ、お手頃価格のカジュアルウェアブランド「ユニクロ」とのコラボレーションを進めている。そして、キャサリン妃が愛するデザイナーが「ジバンシィ」のクリエイティブディレクターに就任したのだ。 メーガン妃にとって今後「ジバンシィ」という選択は難しいとジャック・ロイストン記者は述べる。 「もしメーガン妃が『ジバンシィ』を望んでも、クレア・ワイト・ケラーがユニクロにいる間は、もうその選択肢はありません。それにサラ・バートンは単にキャサリン妃のお気に入りデザイナーというだけでなく、キャサリン妃とメーガン妃の間に起きた、かの有名なブライズメイド(花嫁介添人)のドレス論争に関与したデザイナーでもあるからです」 2023年刊行のヘンリー王子の自叙伝『スペア(Spare)』によると、メーガン妃の結婚式の数日前に[シャーロット王女が着用する]ブライズメイドのドレスが大きすぎるので、単なる補正ではなくドレスを作り直す必要があったことをウェディングドレスのデザイナーが判断したと書かれている。その人物こそがサラ・バートンであるという。 キャサリン妃もサラ・バートンもヘンリー王子の主張に対してはコメントしていないが、ロイストン記者は次のように述べる。 「この一連の出来事が引き起こした大騒動を踏まえると、メーガン妃はサラ・バートンにはドレスを非常に頼みづらいでしょう。王室離脱前には、メーガン妃は多くの『ジバンシィ』を着用しており、『ジバンシィ』がメーガン妃の人生に果たした役割は大きいのですが、その選択肢が閉ざされたいま、メーガン妃にとっては打撃です」 したがって、少なくともサラ・バートンがいる間は「ジバンシィ」という選択肢がメーガン妃にはないと指摘する。9月9日、「ジバンシィ」は次のように発表した。 「ジバンシィは、サラ・バートンがクリエイティブディレクターに就任することを発表します。サラ・バートンは、ウィメンズおよびメンズの全コレクションのクリエイティブ・ディレクションを担当します。最初のコレクションは2025年3月に発表される予定です」
ジェームズ・クロフォード=スミス