民進党・游錫堃氏、立法院長再選逃す 立法委員辞職を表明/台湾
(台北中央社)立法院(国会)で1日行われた立法院長(国会議長)を決める投票で再選を逃した民進党の游錫堃(ゆうしゃくこん)立法委員(国会議員)は同日、立法委員を2日付で辞職すると発表した。游氏は比例代表で選出されており、辞職を受けて同党の王正旭氏が繰り上げ当選する。 この日の立法院長選では、2回の投票の末に第1党・国民党の韓国瑜(かんこくゆ)立法委員が院長に選出された。2020年2月から立法院長を務めていた游氏は再選を目指していたが、韓氏の54票に対して51票の得票で敗れた。 游氏は落選後にフェイスブックで立法委員辞職を発表。理由については「一身上の都合」だと説明した。 (林敬殷、温貴香、蘇龍麒/編集:名切千絵)