【武蔵野S追い切り】エンペラーワケアは坂路単走で総仕上げ 杉山晴調教師「川田ジョッキーに託す」
[GⅢ武蔵野ステークス=2024年11月9日(土曜)3歳上、東京競馬場・ダート1600メートル] 6日朝は、土曜(9日)東京GⅢ武蔵野Sの追い切りも行われた。栗東ではエニフS(1着)以来となるエンペラーワケア。坂路単走で総仕上げを行った。1週前追いで坂路4ハロン51・6秒とビッシリ負荷をかけたので今朝は息を整える程度だったが、それでも馬なりのまま坂路1ハロン12・1秒(4ハロン53・8秒)と鋭い伸びを見せてここを目標に万全の態勢だ。 杉山晴調教師は「体質が弱いところがあって詰めて使えないので、じっくりやらせてもらっているけど、今のところ順調に調整できている。今回は初めてのマイル。川田ジョッキーに託す」。これまでダートでは一貫して1400メートルを使ってきて連対を外していない馬。芝とはいえ新馬戦は1600メートルを使って5着に敗れているだけに、大目標とするフェブラリーSへ向けて手応えをつかみたい一戦になる。
東スポ競馬編集部