飛行機&ホテル代は大会負担 意外と優しい?米女子アジアシリーズの転戦事情
◇米国女子◇BMW女子選手権 事前(15日)◇水原バレーCC (韓国)◇6680yd(パー72) 【画像】国内プロデビュー馬場咲希が涙… 中国→韓国→マレーシア→日本と4カ国を渡る米女子ツアーのアジアシリーズ。フィールドが絞られ、選手にとって予選落ちがないというメリットは大きいものの、ポイントランキング上位80人までのシード争い、同60位までの最終戦「CMEグループ ツアー選手権」出場権争いと無縁の上位ランカーが参戦を見送るケースもちらほら…。 そんな事情もあってか、選手のホスピタリティが充実している4連戦でもある。日本開催「ZOZOチャンピオンシップ」に出場する選手を米国からチャーター機で運んでくれるPGAツアーには及ばなくても、この4試合については選手の飛行機代を各大会が負担してくれているという。 指定の便に乗ることが条件で、シリーズ初戦となった「ビュイックLPGA上海」に向けたフライトでは、「5時間以上ならビジネスクラス」「5時間以下ならエコノミークラス」との区分けもなされたとか。 期間中、オフィシャルホテル宿泊代も大会負担。コースへの送迎シャトルが出ることもあり、キャディやサポートスタッフも同じホテルに泊まるのが便利なのだが、宿泊が“タダ”になるのは選手のみ。ツインルームを予約してキャディ仲間で部屋をシェアするケースもあると聞く。 ちなみに4試合目の日本開催「TOTOジャパンクラシック」から翌週ハワイでの「ロッテ選手権」に出場する選手、ハワイをスキップして米本土へ帰国する選手の飛行機代もカバーしてくれるそうだ。(韓国・坡州市/亀山泰宏)