30代会社員です。手取り「25万円」を飲み代で使い切ってしまうのですが、同じ年代の人は貯金しているのでしょうか?
ひと月の飲み代の平均額は?
次に、30代のひと月における飲み代の平均についてみていきます。 株式会社大黒屋が20~50代の社会人4000人に行った「飲み会の最新事情調査」によると、1回の飲み会でかかる費用の平均は、30代で4222円とのことです。同調査による飲み会に参加する頻度で最も多かったのは、年に3回以下(36.7%)であり、週に1回程度は11.1%、週に2回以上が4.9%と少数派であることが分かります。 月に1回飲みに行くのであれば4222円ですが、週に1回だと月に1万6888円(1ヶ月4週と仮定)、週に2回行く場合には3万3776円かかります。 ちなみに、全世帯における1回あたりの飲み会の平均費用は4237円です。ほかの年代と比べても、どの年代も1回あたりの費用には大きな差はありませんでした。 月の手取り25万円を飲み代に使ってしまうのは、平均以上の金額を飲み代に費やしてしまっているといえるでしょう。
30代の平均年収は約301万円、貯蓄平均の中央値は約100万円
30代における年間手取り年収は約301万円、貯蓄平均の中央値は約100万でした。 また、30代における飲み会1回あたりの平均費用は4222円、月に8回飲み会に行けばひと月あたり3万3776円かかる計算となります。月に25万円、生活費を含め全て使い切ってしまうのは、平均以上の費用がかかっているか飲み会の頻度が多いことが予想されます。 親睦を深めたり息抜きをしたりと飲み会では楽しいひとときを過ごすという方も多いでしょう。しかし、毎月の給与25万円をすべて飲み代に費やしてしまうのは、あまり好ましいことといえません。 今後訪れるライフイベントなどに備えて、少しずつでもいいので貯蓄を始めると安心です。 出典 株式会社大黒屋 飲み会の最新事情調査 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] (令和5年)表番号4.71 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部