吉田正尚、復帰10試合目で初マルチと復調の兆し見せるも…一打同点のチャンスで代打が送られる
◇24日(日本時間25日)レッドソックス7―6ブルージェイズ(ボストン) レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は、地元のブルージェイズ戦で3打数2安打。左親指痛から復帰10試合目で初めてマルチ安打をマークした。今季全体だと出場34試合目で4度目。 試合はRソックスがサヨナラ勝ちし、今季最多の貯金を「7」(43勝36敗)に増やした。 これが復調の兆しとなってくれるだろうか。2回、吉田の第1打席。昨季16勝で最多勝に輝いた相手先発バシットの内寄り149キロ直球を引っ張った鋭い打球が一、二塁間を抜けた。 第2打席も右腕バシットの外寄り151キロ直球を中前へ。打球が上がりこそしなかったが、初速はともに169キロの通称『ハードヒット』だった。 ただ、全て順風満帆とはいかなかった。4―6と2点を追う8回2死二、三塁、一打同点の場面で迎えた第4打席は、相手投手が左腕メイザだったため、左打者の吉田に右打ちのレフシュナイダーが代打に送られた。 前日のレッズ戦も相手先発が左腕で吉田は先発を外されるなど、まだサウスポー相手の信頼感を得るには至っていない。(写真はAP)
中日スポーツ