年末に山スキーで東京の50代男性が遭難 連日捜索も1日は打ち切り 吾妻連峰に単独入山 福島
福島県と山形県との県境にある吾妻連峰に山スキーに訪れ、30日夕方から行方が分からなくなっている東京都の50代男性について、警察や消防などは1日、ヘリコプターを交えて上空からも捜索しましたが、男性は見つからず、1日は捜索を打ち切りました。捜索は、2日朝に再開される予定だということです。 警察や消防などによりますと、30日午後4時半すぎ、バックカントリースキーをするため、福島県北塩原村のスキー場から1人で吾妻連峰に入った東京都に住む50代の会社員男性から「身動きがとれなくなり、下山できない」と携帯電話で110番通報がありました。 現場は、西大顛と(にしだいてん)から西吾妻山付近にかけての吾妻連峰で、山形県との県境にある場所です。31日朝にも男性と連絡がとれ、その時点でけがはなかったとみられますが、その後、連絡が取れていないということです。 通報を受けて、31日は朝から昼過ぎまで、警察や消防などが男性を捜索しましたが、発見することはできませんでした。 1日も前日に引き続き、朝7時から警察や消防などおよそ20人で捜索を行いました。捜索は、群馬県の防災ヘリコプターで上空からも行いましたが、男性は見つからず、1日の捜索は午後2時半ごろに打ち切られました。 捜索は、2日朝に再開される予定だということです。 ※画像は1日午前9時すぎの吾妻連峰
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