「許せない」パリの日本人三ツ星シェフの自宅に男3人押し入り 妻が殴られ重傷
ミシュランガイドで三ツ星を獲得している有名シェフ・小林圭さんのパリの自宅に26日、男3人が押し入り、小林さんの妻が殴られて重傷です。小林さんは「許せない」などと話しました。 【映像】取材に答える小林圭さん パリで26日午前9時半ごろ、有名シェフ・小林圭さん(47)の自宅アパートに、20~30代の黒人の男3人が押し入り、小林さんの妻の顔面を殴るなど暴行して、鼻の骨折などの重傷を負わせて逃走しました。男らは工具や粘着テープなどを持ち、玄関のドアごしに「上の階の部屋の工事で問題があったので家の中を見させてほしい」と言って小林さんの妻がドアを開けたところ、無理やり部屋に入ってきたということです。 アパートの上の階の工事は1カ月ほど前から実際に行われていて、男らは工事関係者を装ってオートロックを突破し、玄関の前まで侵入してきたとみられます。小林さんは事件当時、出張中で不在でした。 小林さんはアジア出身者で初めてフランスのミシュランガイドで三ツ星を獲得していて、パリ1区にあり、オーナーシェフを務める「レストランKEI」は2020年から5年連続で三つ星に輝いています。 小林さんはANNの取材に対し、「妻が生きていてよかったが一歩間違えば命が危なかった。自宅に1人でいた妻に顔が腫れあがるまで殴るのは許せないし、『なぜ?』という気持ち。警察からは計画的な犯行の可能性が高いと言われた。しっかりと捜査して犯人を逮捕してほしい」と話しています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部