天草市で「ヒドリガモ」2羽の死骸から鳥インフル陽性 県は冷静な行動呼びかけ
KKT熊本県民テレビ
天草市で見つかった野鳥2羽の死骸から、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。県が高病原性でないか確認を進めています。
県によりますと11月12日、天草市で渡り鳥「ヒドリガモ」の複数の死骸が見つかり、遺伝子検査で18日にA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が県内で確認されたのは今シーズン初めてで、県は高病原性かどうかの検査に数日かかるとしています。 県によりますと半径3キロ圏内にある養鶏場1軒では鳥に異常は確認されておらず、環境省が半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し監視しています。
県では「鳥の排せつ物などに触れた後に手洗いとうがいをすれば過度に心配する必要はない」と冷静な行動を呼び掛けています。ヒドリガモは冬鳥として日本に飛来し、10月頃から4月頃まで水辺で生息しています。